【宝塚会見】急死の宙組生徒は生前に組替えを要求も無視 歌劇団が14項目のハラスメント認める

[ 2024年3月28日 16:25 ]

<宝塚歌劇団会見>謝罪する阪急阪神HD・嶋田泰夫代表取締役社長、同・大塚順一執行役員(右)、宝塚歌劇団・村上浩爾理事長(左) (撮影・奥 調)
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 宝塚歌劇団は28日、大阪府内で緊急会見を開き昨年9月に急死した当時25歳の宙組劇団員について、遺族と合意書を締結したことを報告した。

 報告書では、宙組の被災者が組替えを求めていたことが明らかになった。報告書では遺族側が公表していた15項目のハラスメントのうち、14点を認めた。この中で「被災者が組替えを求めたことに対しこれを無視したこと」などとあった。

 さらに昨年2月に週刊誌で報道された「上級生が被災者にヘアアイロンをわざとあて、やけどをさせた」ことについて、この上級生が「真に被災者の気持ちを汲んだ気遣い・謝罪を行わなかったこと」などと認め、「宙組の上級生が被災者に人格否定のような言葉を浴びせたこと」も全面的に認めた。

 歌劇団がこの問題について正式に会見を開くのは昨年11月に続き2度目。この日は歌劇団の親会社である阪急阪神HD・嶋田泰夫代表取締役社長(59)、大塚順一執行役員(66)、宝塚歌劇団の村上浩爾理事長(56)が出席した。

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