「不適切にもほどがある」今回も昭和ネタ「東村山音頭」市郎&サカエにネット爆笑「チョメが多いにも…」

[ 2024年3月28日 11:00 ]

金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第9話。令和に戻った向坂サカエ(吉田羊)に、小川市郎(阿部サダヲ)は…(C)TBS
Photo By 提供写真

 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は今月22日、第9話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第9話は「分類しなきゃダメですか?」。社内報のインタビューに応じた犬島渚(仲里依紗)。その記事を読んだ後輩・杉山ひろ美(円井わん)が、渚の発言は自分に対しての「アウティング」(本人の了解を得ることなく、性自認や性的指向を公に暴露すること)かつ「マタニティハラスメント」だと、カウンセラーの小川市郎(阿部サダヲ)に相談。市郎から事情を聞いた渚は、特定の誰かについて話したわけじゃないとショックを受ける。秋津真彦(磯村勇斗)は社内モニターとして登録中のマッチングアプリで証券会社勤務の矢野恭子(守屋麗奈)とマッチ。待ち合わせのため、市郎とともに喫茶「SCANDAL」へ…という展開。

 今回も懐かしの昭和ネタが随所に盛り込まれた。

 “問題発生”により、向坂サカエ(吉田羊)は令和に戻った。担任・安森(中島歩)との交際を、市郎に明かしつつ「あ~あ。いっチョメぐらいしてくればよかった」。市郎は「いっちょめって。『ワーオ、東村山』みたいな」と笑い合った。

 小川純子(河合優実)と向坂キヨシ(坂元愛登)は昭和の小川家に2人きり。サカエは「翔んだカップル状態ですね」。市郎は「ダメじゃん!無限チョメしちゃうじゃん!」と心配した。

 市郎の台詞に登場した「東村山」とは「東村山音頭」のこと。もともとは63年に東京・東村山町農業協同組合が発売した楽曲。76年3月、TBS「8時だョ!全員集合」の公開生放送。東村山市出身の志村けんさんが「少年少女合唱隊」のコーナーでアレンジし、全国区となった。

 SNS上には「(東村山)一丁目(いっチョメ)に何だか爆笑してしまった」「チョメのレパートリー豊富すぎ」「今回、チョメが多いにもほどがある(笑)」などの声。視聴者の笑いを誘った。

 タイムマシン運行は残り1往復分。渚を連れて昭和に向かった市郎は…。次回は15分拡大で最終回(第10話)「アップデートしなきゃダメですか?」(3月29日)が放送される。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月28日のニュース