【宝塚会見】宙組の公演再開は未定 急死女性の妹・雪組生徒の悲痛な発信には「申し上げられることない」

[ 2024年3月28日 16:51 ]

<宝塚歌劇団会見>謝罪する阪急阪神HD・嶋田泰夫代表取締役社長、同・大塚順一執行役員(右)、宝塚歌劇団・村上浩爾理事長(左) (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 宝塚歌劇団は28日、大阪府内で緊急会見を開き昨年9月に急死した宙組劇団員との遺族と合意書を締結したと報告した。

 昨年9月30日、同劇団員が急死。10月1日からすべての公演を中止している宙組について歌劇団の村上浩爾理事長(56)は「今後の予定につきましては決まり次第発表していきたいと思いますので、今しばらくお待ちいただきたい」と話すにとどまった。

 現在、宙組メンバーはレッスンを任意で続けている状態だそうで「今後公演再開にあたっては、心身負担のあるメンバー、公演をやりたいというメンバー。さまざまだと思います。できれば、少しでも早い段階で(再開へのスケジュールを)皆さまにご報告していきたい」とした。

 宙組はトップスター芹香斗亜(せりか・とあ)のトップお披露目公演が2日で中止に。5月17日に宝塚大劇場で開幕予定だった「宝塚110年の恋のうた」「ファイナルファンタジー16」も今月5日、「上演作品の見合わせ」「公演初日の変更」を発表していた。

 また、被災者の妹で雪組に所属する生徒が、遺族側代理人を通して悲痛なコメントを発表したことについては、村上理事長は「私の方から申し上げられることは今の段階ではございません。今後、報告させて頂くことがございましたら、お知らせしたい」とした。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月28日のニュース