「センバツが朝ドラ受け」NHK高校野球中継が大反響 実況アナが粋な計らい ブギウギ明日最終回

[ 2024年3月28日 14:38 ]

2011年、東大野球部の先輩で当時NHKの大越健介キャスター(TV画面左)の番組「ニュースウオッチ9」を見る中村信博さん
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 NHKの選抜高校野球中継で28日、珍しい「朝ドラ受け」が行われ、ネットで大きな話題となっている。

 選抜はこの日準々決勝を迎え、NHK総合での中継は、朝の連続テレビ小説「ブギウギ」放送直後にスタートした。

 オープニングで第1試合の実況担当、中村信博アナウンサーが「明日、フィナーレを迎える『ブギウギ』。春、選抜も同じくクライマックスです。善一とスズ子の絆が数々の名曲を生み出しましたが、ここ甲子園では球児の絆が数々の好ゲーム、ドラマを生み出してきました。選抜100年、甲子園100年、今日また新たな歴史が刻まれていきます」と、あす最終回を迎える朝ドラを踏まえて挨拶した。

 高松放送局所属の中村アナは元高校球児。同局サイトによると、高校時代は21世紀枠で甲子園に出場。控え選手で試合出場はならなかったが、試合前ノックで甲子園の土を踏んでいる。卒業後、東大に進学して野球部で学生コーチを務めた。

 「朝ドラ受け」に続き、「きょうは準々決勝です。ここまで勝ち抜いた8校が一気に登場するぜいたくな一日。中にはこの一日を一番楽しみにしている高校野球ファンも多いのではないでしょうか」と話し、この日の組み合わせを紹介した。

 通常、朝ドラの後は「あさイチ」が放送されており、これまで涙あり笑いありと数々の「朝ドラ受け」が話題となってきた。高校野球中継で「あさイチ」が休止中のため、この時期ならではの珍しい「朝ドラ受け」となった。

 ネット上では「センバツで朝ドラ受け!」「実況中村信博アナのまさかの朝ドラ受け」「まさかの甲子園中継で朝ドラ受け!?ありがとう実況のアナウンサーさん」「甲子園で『善一とスズ子』という朝ドラ受けを聞けるとはビックリ!」「甲子園が朝ドラ受けしてくれてる」「感動してたので、受けが無くて残念と思ってたら、『明日クライマックスを迎えるブギウギ、甲子園も…』と実況が始まって、初めてこういう始まり方に出会ったので、驚いた」などとコメントが相次いだ。

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