センバツ 14年ぶり2日連続中止…常総学院・小林は連戦歓迎「良い感覚で投げられる」

[ 2024年3月25日 05:00 ]

投球練習するエースの小林(撮影・井垣 忠夫)
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 第96回選抜高校野球大会は24日、天候不良で14年ぶりに2日連続で中止となった。試合は順延。準決勝翌日の休養日がなくなり、30日が準決勝、31日が決勝と連戦になる。登場予定だった6校は甲子園球場の室内練習場で調整した。

 常総学院(茨城)の最速149キロ右腕・小林芯汰(3年)は投球練習などを行った。ただ、26日も降雨の予報で中止となれば29日の予備日が消滅。今後、勝ち進めば2回戦から決勝まで4連戦を戦う可能性があるが、「連戦の方が良い感覚で投げられる」と頼もしい。87年夏の甲子園で同校を準優勝に導いた島田直也監督は6日間で2回戦から決勝までの5試合を完投した経験を持つ。「とにかく目先の一つに集中してやりたい」とした上で、「連戦の中で投球術を覚えてほしい」と成長に期待した。(柳内 遼平)

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