前DeNAバウアー ヤンキース相手に3回無失点 メジャー復帰へ猛アピール

[ 2024年3月25日 06:55 ]

レッドデビルズの一員としてヤンキース戦に登板したバウアー(AP)
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 昨季DeNAでプレーしたトレバー・バウアー投手(33)が24日(日本時間25日)、メキシカンリーグの強豪メキシコシティ・レッドデビルズ(ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ)の一員として、メキシコシティで行われた親善試合ヤンキース戦に先発。3回4安打無失点、2四球を与えながらも3三振を奪い、要所を締める投球でメジャー復帰をアピールした。

 初回は2死から四球を出したが、4番・カブレラを二ゴロに仕留めて無失点。3回には通算402本塁打の大砲・スタントンから内角のカットボールで空振り三振を奪った。毎回安打を許し、初回以外は得点圏に走者を背負う投球が続いたが、160キロに迫る直球を武器に、宝刀のスライダー、手元で微妙に動かすカット、ツーシームなどで打者のタイミングを外し、要所を締めた。

 同投手は今月18日(同19日)に「4月11日から5月8日までディアブロスのために5試合に登板することに同意しました」とレッドデビルズと短期契約を結んだことを明かし、そのうえで「万が一MLBからオファーが来たとしても、すぐにローテーションに加わることができる」と自信を見せていた。

 今月10日(日本時間11日)には米国でプロ契約を目指す選手たちで構成された「アジアンブリーズ」の一員としてドジャース傘下マイナーとの練習試合に登板。3回2安打無失点、球速は自己最速タイの98・9マイル(約159・1キロ)を計測し、登板後には「メジャー最低年俸でも構わない。お金ではない」と話していた。

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