大谷翔平 本拠デビューの第2打席は四球を選んで好機拡大 水原氏違法賭博問題の中でも淡々とプレー

[ 2024年3月25日 08:51 ]

<ドジャース・エンゼルス>2回、四球で出塁するドジャース・大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が24日(日本時間25日)、ドジャースタジアムで行われたオープン戦・エンゼルス戦に「2番・DH」で先発出場。移籍後初めて本拠での実戦となった第2打席は四球で歩いた。

 初回の打席では、韓国での開幕シリーズでも使用したブルーノ・マーズの「24K MAGIC」を登場曲に使用。「it's show time」の軽快な歌詞に乗って打席へ向かったが、1ボールからの2球目を打ち損じて左飛に倒れた。

 2回の第2打席は3点リードの2死二、三塁の場面。2番手として登板したメジャー経験のない右腕、ヘイデン・セイグ投手を相手に1球も振ることなくカウント3-1まで持ち込むと、5球目の外角スライダーも見極めて四球を選んだ。続く、3番・フレディ・フリーマン内野手が押し出し四球を選んで追加点につなげた。

 3月20、21日に韓国で行われた開幕カードのパドレス戦では計10打数3安打2打点、1盗塁を記録。通訳を務めていた水原一平氏が「巨額の窃盗の疑い」で20日チームを解雇され、この試合が米国に帰国後初の実戦だった。

 水原氏解雇を受け、大谷の弁護士が所属するバーク・ブレトラー法律事務所の広報担当者は「我々は大谷翔平が大規模な窃盗の被害者であることを分かり、我々はこの問題を当局に引き渡している」と声明を出した。水原氏による違法賭博問題で、大リーグ機構(MLB)は22日に大谷と水原氏の捜査手続きを開始したと発表した。様々な声や情報が渦巻く中、グラウンドでは淡々とプレーした。

 大谷は明日25日(同26日)に水原氏の「巨額の窃盗の疑い」で解雇されたことについて取材対応する意向を示している。

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