周東佑京 劇的だったWBC準決勝でのサヨナラ生還 栗山監督にも隠していた衝撃の真実とは…

[ 2023年12月23日 20:58 ]

日本代表の周東
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 23日のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は、3月のWBCで世界一に輝いた侍ジャパンメンバー8人による“特別座談会”第2弾を放送。日本中を熱狂させたあの感動から約9カ月、今だからこそ話せる大会期間中の名場面や秘話などの舞台裏を激白した。

 番組では牧秀悟、今永昇太、岡本和真、大城卓三、近藤健介、周東佑京、中野拓夢、松井裕樹のWBC優勝メンバーが再集結。この8人が揃うのはWBC以来とあって、進行役に元日本ハムの杉谷拳士氏を迎え先週に続き「年末緊急座談会」第2弾が放送された。

 「俺が一番聞きたかったこと」というトークテーマでは今永が周東に対し「もしかしたら、ここだけの話かもしれないですけど。少しハムストリングを痛めてたんですよね?名古屋ぐらいから」と質問。これに周東は「そうです」と即答。さらに監督も知っていたのかという問いには「言ってないです。監督やコーチにも」と告白。一部の選手にのみ打ち明けていたという衝撃の真実を明かした。

 続けて今永がWBC準決勝メキシコ戦でのサヨナラ勝利を振り返り「(周東が)最後ランで還ってきた準決勝の時、大丈夫だったんですか?」と話すと、近藤が「本領じゃないですアレは多分」とコメント。杉谷氏が「本領じゃないの?」と驚きの声を上げると、周東は「あの時の本気です」と言及。状態が万全ならもっと速いスピードで走れていたと説明した。

 痛めていた箇所にテーピングしていたのかと聞かれると、周東は「いや、隠したかったので(周りには)言わないでコンさん(近藤)に相談して治療器具を毎日借りながらやってました」と説明。近藤が「(周東は)ケガと言ったら日本に帰される。それをずっと言っていて…」と話すと、周東は「(とにかく)帰りたくなかった」と明かした。

 この告白に杉谷氏は「栗山さんも(今頃)ビックリしてるんじゃない?勝負所で代走切ってきたからね」とコメント。周東が「(代走時は)アドレナリンが出ましたね」と話すと、杉谷氏は「うわぁー涙が出てくるね。そういう想いで選手はやってたんだなって」と感心しきりだった。

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