阪神ドラ2・椎葉 寒空に誓った夢「できれば投げたい」 未来のNPB徳島開催でマウンドに立つ!

[ 2023年12月23日 05:15 ]

子どもたちに、投球のコツを教える阪神・椎葉(撮影・岸 良祐)
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 阪神のドラフト2位・椎葉剛投手(21=四国IL・徳島)が22日、徳島市にある徳島球団の室内練習場で、同僚の栄枝、井上とともに野球教室を行った。

 約50人の少年・少女に丁寧な指導を行った最速159キロ右腕は、登板経験がある徳島県鳴門市の「オロナミンC球場」がNPB公式戦の再誘致を視野に入れた全面改修が進んでいることに言及。26年度予定の改修終了後に阪神の公式戦が実施された場合、「行きたいです。できれば投げたい」と強い意欲を見せた。

 1973年12月に開場した同球場は、今月でちょうど50年の節目を迎えた。75年に日本ハム―阪急(当時)の公式戦が行われるなど、かつてはにぎわいを見せながら、13年オープン戦で阪神―中日を実施して以降、NPB開催はない。現在は四国ILや高校野球開催が主。近い将来、徳島で最高峰のプレーが見られれば、地元の子供たちもきっと喜ぶ。

 「(投げる姿を)見てほしいし、それに憧れて野球を続けてくれるとうれしい。そして、インディゴソックスに入団してくれてもうれしいなと思う」

 外は小雪が舞い、施設内も凍える寒さだった。プロでの活躍へ燃える思いを秘める“椎葉サンタ”は、極寒も何のその、笑顔で子供たちと交流。「阿波っ子」に贈った凱旋の“夢プラン”実現へ、1年目から確かな結果を残す。
  (八木 勇磨)

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