広島・秋山翔吾「“新井マジック”にもう…」　シーズン前の不調を救った指揮官の的確な助言

広島入りを決意した秋山翔吾（AP)
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　プロ野球広島の秋山翔吾外野手（35）が23日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」（土曜前9・00）にゲスト出演。新井貴浩監督について語った。

　お笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之、土屋伸之とともに野球トークを繰り広げた秋山。

　「シーズン前半はよかったんですけど、3月はあまりよくなくって」と振り返りつつ、「新井監督の一言でよくなったんですよ」と自身が復調したきっかけを告白。

　現役時代に対戦していたイメージから新井監督が秋山に「ピッチャーにずっと合わせてる感じがしてたんだよね守ってる側からすると」とアドバイス。「形とかを考えていたけど、タイミングを合わせることを思い出さなきゃと思った。“新井マジック”にもうかかってました」と、助言が自分にうまくフィットしたという。

　また、秋山は「（監督）我慢していたと思います。もうちょっといじったりしたかったと思うんですけど、ギリギリまで信用してくださってって、あまりにもだったんで、一言」と秋山を最後まで尊重してくれた指揮官の思いに感謝した。

　5年ぶりのAクラス、2位で今シーズンを終えた広島。「2位で広島優勝したかな位の雰囲気だった。称賛の声が多いので、これに甘えちゃいけないなと思って今、頑張ってる」と語った秋山。

　チームの雰囲気がよかったのは、監督の力と断言。「演技なのかなと思う。そんなにサービスできるかなってぐらい。監督のコメントとかに救われた選手がたくさんいて、思い切って出来た。それで、“監督に言わせるのはこんな言葉じゃない”と自分たちを律して、来年強くなれるんじゃないかなと思います」と指揮官からあふれ出る人柄の良さにチームも引っ張られたと語った。