ぜいたく税対策成功…ドジャース、依然20億円の補強資金 先発投手か遊撃手の補強が可能

[ 2023年12月23日 08:24 ]

ドジャースで共闘する大谷(手前)と山本
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が、「ドジャースは大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノーの3人に、12億ドル(約1709億円)を超える巨額投資をしたが、まだ補強は終わっていないかもしれないとしている。

 効果的なのはぜいたく税対策。大谷の後払いに続き、山本についても12年契約にしたおかげで、ぜいたく税の対象となるサラリー額は年平均2708万ドル(約38・6億円)となった。

 山本の3億2500万ドル(約462億円)の契約は投手では史上最大だが、年平均にすると34番目に大きいだけである。よって現時点でドジャースのぜいたく税の対象となるサラリー総額は米データサイト「ファングラフス」によると2億8200万ドル(約401・6億円)。24年の最大税率となる一番高いしきい値2億9700万ドル(約423億円)まで1500万ドル(約21・3億円)もある。

 24年のしきい値は低いものから2億3700万ドル/2億5700万ドル/2億7700万ドル/2億9700万ドルだ。ローゼンタール記者は、「ドジャースはまだトレードによるベテラン投手の獲得に動けるし、遊撃手を補強することも可能だ」と指摘している。

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