高橋由伸氏が幼少期のプロ野球“原体験”明かす「バース、岡田、掛布、凄いなー」

[ 2023年12月23日 18:05 ]

高橋由伸氏
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 元巨人監督で、球団特別顧問の高橋由伸氏(48)が22日に生放送されたTOKYO FM「TOKYO TEPPAN FRIDAY」(金曜後3・00)の収録部分にゲスト出演。子供のころに見たプロ野球の“原体験”を語った。

 プライベートで食事にも行く元サッカー選手で、スポーツジャーナリストの中西哲生氏(54)がパーソナリティーを務める同番組。3週に渡って放送される対談の第2回となったこの日、プロ入りまでを振り返った。

 そのなかで、小4で少年野球チームに入ったこと、始めた時から誰に教えてもらうでもなく左打ちだったことなど明かした高橋氏。「なんでかは僕もいまだに分からないですね」とし、最初は野球を指導してくれることもなかった実父がある時「なんで左なんだ?」とびっくりしたという逸話も明かした。

 強豪・桐蔭学園入学直後からクリーンアップを打ち、甲子園出場も果たして“怪物1年生”としてすでに有名だったが、意外にもプロ入りを意識したのは慶応大3年の時だったとか。高校時代もスカウトが視察に訪れていたのを新聞紙面などを通じて知ってはいたが「行ってもなかなか難しいだろうな」「避けてたわけじゃないんですけど、自信もなかったんでしょうね」と当時はプロ入りに現実味はなかったという。

 中西氏から当時の憧れのプロ野球選手を聞かれると「野球を始めた9歳、10歳ぐらいっていうのがちょうど38年前のタイガース優勝だったんですよ」とし、「あれを見てバース、岡田、掛布、凄いなーというふうには」と懐かしそう。

 記憶に残っている最初のプロ野球シーンが、1985年4月17日の阪神―巨人戦(甲子園)で阪神の当時のクリーンアップトリオだったランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布が巨人先発右腕・槙原寛己から3者連続でバックスクリーン付近に本塁打した伝説のシーンだったと明かした。

 「打たれた槙原さんを見て。そんな槙原さんと(その後)同じチームに。まさかそんなふうに(なると)はね…。当時は全く思っているわけもないんですけどね」と苦笑いだった。

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