近藤健介 WBC大活躍の“原動力”は大谷!? サポート侍からの昇格で「ダメだったら誠也のせいだと…」

[ 2023年12月23日 20:35 ]

<WBC1次R 日本・韓国>5回、近藤(右)がソロホームランを放ち大谷に迎えられる
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 23日のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は、3月のWBCで世界一に輝いた侍ジャパンメンバー8人による“特別座談会”第2弾を放送。日本中を熱狂させたあの感動から約9カ月、今だからこそ話せる大会期間中の名場面や秘話などの舞台裏を激白した。

 番組では牧秀悟、今永昇太、岡本和真、大城卓三、近藤健介、周東佑京、中野拓夢、松井裕樹のWBC優勝メンバーが再集結。この8人が揃うのはWBC以来とあって、進行役に元日本ハムの杉谷拳士氏を迎え先週に続き「年末緊急座談会」第2弾が放送された。

 近藤はWBC開幕前の侍ジャパン宮崎合宿では鈴木誠也の“控え”として参加。岡本和ら同じサポート侍の1人として「合宿初日に来た時は実際にスタメンで出る気持ちで来てなかった。それで誠也が辞退してからスイッチが入った」とコメント。急きょサポート侍からの“昇格”を果たし「言い方悪いですけど、ダメだったらダメで(全部)誠也のせいだなと思ってました」と冗談交じりに話した。

 するとWBC本戦では驚異の出塁率.500をマークするなど「不動の2番」として大活躍。その“原動力”には大谷の存在があったとして「何とか塁に出ることだけ。ずっとフォアボール(四球)が一番頭にありました。(打順が)翔平の前っていうのもあったんで、1次ラウンドは僕で終わると嫌な空気になってたんで。何とかフォアボールでもいいから翔平に回す」と話し、実際にチーム内の四球ランキングではトップの大谷(10個)に次ぐ8個の四球を記録した。

 打順で後ろに大谷が控えていることには「緊迫している時は気にならないです。後半大差になってきたりすると、ファンの皆さんも翔平を見たいじゃないですか?そこで先頭で回すわけにはいかないなという変なプレッシャーはありました」と話した。

 近藤の活躍ぶりについて中野は「自分も(チームで)2番をずっと打ってるんでWBC見てた時に、この2番バッターは本当に嫌だろうなと思いながらベンチからずっと見てました。ちゃんと四球を取るべきとこで取って、打つところでも打って、大きいのを狙いに行くときもあってなど使い分けをしていたと思うので。すごく勉強になりました」と称賛。

 松井も「チーム(楽天)としても近藤さんをすごい苦手としていて、高めも低めも(ボール球は)全然振らないのですごい嫌でした」と近藤の選球眼の良さを語った。

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