阪神タイガースWomen・高塚、甲子園で現役に別れ 地元滋賀での女子野球普及へ思い語る

[ 2022年11月14日 05:15 ]

甲子園球場の電光掲示板に表示された引退する高塚へのメッセージ
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 阪神タイガースWomenは13日、甲子園球場で全日本大学女子硬式野球選抜との壮行試合を行い、4―5で敗れた。今季限りでの現役引退を発表している高塚南海外野手が「4番・左翼」で先発出場。3回1死二、三塁から先制の右犠飛を放ち、バットを置いた。

 「野球を続けるか、迷った時期があったけど、引退試合を甲子園でできるということは、最終的に選択してきたことが正しかった」

 女子プロ野球時代には「美人すぎる外野手」と呼ばれ、同史上初の2打席連続本塁打を放ったスラッガーは、静かに現役生活に別れを告げた。今後については未定ながら「(地元)滋賀県の女子野球も他の地域よりは普及していないので、そういうところで、ご協力できたら」と女子野球振興に尽力していく。

 ▼横井千晃投手(今季限りで退団)甲子園で最後に(試合を)やらせてもらって感謝しかないです。(今後は)どういう形でもいいので、野球に関われるように頑張っていきたいです。

 ▼達磨沙嬉捕手(今季限りで退団)今までの野球人生の中でも一番、濃い2年間でした。タイガースWomenの一番の大ファンとして、これから、みんなを応援しようと思っています。

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