巨人ドラ1浅野が仮契約 イチ背番51に「ジャイアンツの51番と言えば浅野と言ってもらえるように」

[ 2022年11月14日 19:36 ]

仮契約を終え開幕1軍と色紙に書き込み活躍を誓う巨人ドラフト1位・浅野(撮影・後藤 正志)
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 巨人からドラフト1位指名を受けた浅野翔吾外野手(17=高松商)が14日、高松市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ。昨年12月に直接指導を受けたイチロー氏の代名詞である背番号51を背負うことが正式に発表され「一日でも早くイチローさんに近づけるようになりたい」と目を輝かせた。

 水野雄仁スカウト部長は「浅野君の51番が欲しいという気持ちに応えることができた」と笑顔。仮契約後にサプライズでリモート会談した原監督も「51番も空いてるという中、イチローとの野球教室での出会いもいろんな意味で望んだ背番号」と話した。
 憧れの背番号でプロの道をスタートする17歳は「ジャイアンツの51番と言えば浅野と言ってもらえるように」と意気込んだ。

 ◇浅野 翔吾(あさの・しょうご)2004年(平16)11月24日生まれ、香川県出身の17歳。屋島小3年から野球を始め、屋島中では軟式野球部に所属して3年時に全国大会8強。高松商では1年夏の県独自大会から出場し、2、3年夏に甲子園出場。今秋は高校日本代表にも選出され、U18W杯のメキシコ戦で高校通算68号を放った。50メートル5秒9、遠投110メートル。1メートル71、86キロ。右投げ右打ち。

 ▽イチロー氏の高松商指導 昨年12月に2日間にわたって直接指導。同年夏の甲子園で敗退した際に長尾健司監督が「うちにも来てほしい」とラブコールを送り実現した。創部110年を超える伝統校での指導を終えたイチロー氏は「みんなレベルが高い。センスが良い。凄くいい雰囲気。応援したくなっちゃいました」とコメント。同氏のフリー打撃を見た長尾監督は「世界No.1のバッターですからね。1カ月分の練習をした感じです」と感激しきりだった。

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2022年11月14日のニュース