ヤクルト・村上　「3億円の家」希望の条件、場所語る　つかの間のオフ、やりたいことは？

会見で笑顔を見せる村上（撮影・村上　大輔）
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　22歳シーズンという史上最年少で3冠王となったヤクルトの村上宗隆内野手（22）が14日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見した。

　村上は今季打率.318、56本塁打、134打点で82年の落合博満（ロッテ）の29歳シーズンを塗り替える史上最年少での3冠王となり、最高出塁率.458も含め4冠を達成。64年の王貞治（巨人）を抜く日本選手シーズン本塁打の新記録を樹立した。2年連続の本塁打王、ともに初めての打点王と首位打者を獲得し、史上8人目（通算12度目）の3冠王。セ・リーグ連覇の原動力となった。勝負強い打棒を称した「村神様」は、「現代用語の基礎知識選　2022ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語に選出されたほど社会現象にもなった一年だった。

　56号達成の記念に、球団とトップスポンサー契約を結ぶ「オープンハウス」が「3億円の東京の家」を特別ボーナスとして贈呈すると発表。ファンの間でもどんな家に住むのかと話題になったが、村上は「ありがとうございますという一言と、まったくそういう家をいただけるって想像してなかったので、すごくびっくりしました」。

　物件探しなど具体的な動きは「オフに入って3日くらいなのでまだ何もしてない」といい、譲れない条件として「広ければ広い方がいい。広い家がいいですね。神宮球場には近すぎてもあれなので…程よいところで」と答えた。

　シーズン後も侍ジャパン強化試合に臨み、ようやく迎えたつかの間のオフ。「最近僕サウナが好きなので、サウナに行きたいなと思います」と楽しみにしている様子。来季に向けて「もうちょっとパワーアップをしたいなと。使える筋肉を増やして、うまく使えるような動きを出して、今年よりも良い成績を残せるような体にしていきたいです」と述べた。