来春1軍キャンプ内定の阪神・前川右京が初の契約更改 現状維持でサイン「体づくりを大切にやる」

[ 2022年11月14日 12:01 ]

<阪神秋季キャンプ> 報道陣の要望にこたえ、連日の練習でできたマメを披露する前川(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 ルーキーイヤーを終えた阪神・前川右京外野手(19)が14日、安芸秋季キャンプを張る高知県内のホテルで契約更改交渉に臨み、現状維持の500万円(金額は推定)でサインした。

 「(球団からは)来季はケガをせず、しっかり1年間戦って、ということを言ってもらった。しっかり体づくりを大切にやっていきたい」

 今季は3月13日の巨人とのオープン戦(甲子園)で“1軍デビュー”を果たし、2安打を放った。74年の掛布雅之氏以来となる「球団高卒新人のオープン戦マルチ安打」を記録するも、6月のファームでの試合中、守備でフェンスに激突したことによる故障もあり、公式戦での1軍出場はなかった。

 だが、今オフ就任した岡田彰布新監督に安芸秋季キャンプでその素質を見いだされ、早くも来春の1軍キャンプを“確約”されたほどの成長株。だからこそ、まもなく迎えるプロ初のシーズンオフの過ごし方も大事になる。

 「細かい動きだったり、インナートレーニングだったり、体の中の芯の強さを心がけながらやっていきたい」と前川。飛躍の2年目へ向け、決意を新たにした。

続きを表示

2022年11月14日のニュース