広島新監督・新井貴浩氏 日本S第4戦の解説で登場 ヤクルト村上は「やられたボールを狙う傾向がある」

[ 2022年10月26日 20:21 ]

SMBC日本シリーズ2022第4戦   オリックスーヤクルト ( 2022年10月26日    京セラD )

広島の新井貴浩新監督
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 広島の新井貴浩新監督(45)が26日、TBSで放送された「SMBC日本シリーズ2022第4戦 オリックス対ヤクルト」のテレビ解説として出演。オリックスバッテリーが危険に感じたという村上宗隆内野手(22)の“狙い球”を明かした。

 新井新監督は序盤2回までを無失点に抑えたオリックス先発・山岡の攻略について「今日はカットボールが凄く良い。バッターは両方(速球と変化球)追いかけると厳しいと思うので、コースで絞った方がいいと思うんですけどね。今のところ右打者にインサイド真っ直ぐバシッと決まるボールが少ないので、カットボールやスライダー系のアウトコースを外に踏む込んでという感じですよね」とコメント。

 3回表2死一、二塁で注目の4番・村上を迎えると「村上という選手は、やられたボールを狙う傾向があります。1打席目はチェンジアップで凡退でしたよね」とコメント。村上が2球目のチェンジアップをフルスイングでファウルにすると「今の119キロと(初球144キロ速球から)緩急をつけたのに、そんなに崩されていないんですよね」と指摘。村上の頭にはチェンジアップが最初からあったのではと予想した。

 山岡がカウント2―1から縦スライダーでストライクを取り、村上を追い込むと「3球目は147キロのインサイドへの速球で今度もチェンジアップを投げたかったのでしょうけど、2球目のファウルを見て若月捕手が少し嫌な雰囲気を感じたのでは」とチェンジアップが狙われていたのをオリックスバッテリーが予測しただろうとコメント。最後はフルカウントからの6球目、ボールゾーンへ大きく落ちる縦スライダーにより村上が空振り三振に倒れた。

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