オリックス中嶋 4戦目1勝にホッ「いや~~~痺れました」山岡の5回途中降板は「三振が必要だったので」

[ 2022年10月26日 22:48 ]

SMBC日本シリーズ2022第4戦   オリックス1―0ヤクルト ( 2022年10月26日    京セラD )

日本シリーズ<オ・ヤ>今シリーズ初勝利を挙げ、スタンドの声援に帽子をとって応える中嶋監督(撮影・椎名 航)
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 オリックスは「SMBC日本シリーズ2022」の第4戦で、ヤクルトに待望の初勝利。対戦成績を1勝1分け2敗とした。日本シリーズでの1-0勝利は14年のソフトバンク(対阪神戦)以来8年ぶりで、球団では阪急時代も含め初めてとなった。

 中嶋監督は試合後「いや~~~かなりしんどかったです。だいぶ痺れました」と1点を争う接戦を制し、ホッとした様子でコメント。

 決勝点となった3回の杉本の左前適時打について「本当に先制点が欲しいなかでしっかり打ってくれました。チャンスあったんですけどなかなか点に出来なくて苦しい展開だったんですけど、まず1点が取れて非常にうれしかったです」と称えた。

 先発・山岡は4回まで無失点と好投も勝利投手の権利がかかる5回、1死から塩見に三塁打を浴びたところで降板。代わった2番手・宇田川が山崎、山田と2者連続三振で無失点に切り抜けた場面については「山岡は頑張ってくれてたんですけど、ちょっと70~80球あたりでバテるといいますか、ちょっと(ボールが)浮きますので…あそこは三振が取れるピッチャーと思いまして宇田川でいきました」と勝敗を左右した選択を明かした。

 リリーフ陣の好救援によって見事な逃げ切り勝ち。「ヤクルト打線は凄いバッターが多いので、四球ひとつが命取りになるなと感じてましたけど、何とかゼロで帰ってきてくれたのが本当に有難かったです」と救援陣に感謝しきり。

 最後は本拠ファンに向かって「(今日は)痺れるゲームでしたけれども、何とか明日は点を取って楽に見ましょう」と呼びかけた。

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