好救援で勝利投手のオリックス・宇田川「うれしいです!」「何も考えてないです」一言返答続け、笑いを誘う

[ 2022年10月26日 22:43 ]

SMBC日本シリーズ2022第4戦   オリックス1-0ヤクルト ( 2022年10月26日    京セラD )

日本シリーズ<オ・ヤ>力投する宇田川(撮影・北條 貴史)
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 オリックスは「SMBC日本シリーズ2022」の第4戦で、ヤクルトに待望の初勝利。対戦成績を1勝1分け2敗とした。日本シリーズでの1-0勝利は14年のソフトバンク(対阪神戦)以来8年ぶりで、球団では阪急時代も含め初めてとなった。

 オリックス・宇田川は熱すぎる投球とは対照的にお立ち台はどこまでもクールだった。1-0の5回1死三塁からマウンドに上がり、山崎、山田を二者連続三振。一打同点のピンチで登板した心境を問われると「何も考えてないです」と一言だけ。

 さらに、中嶋監督が継投理由について三振が奪える投手に託したという話をインタビュアーから聞かされると「(三振を取る思いは)ありました!」と短く一言で返した。

 イニングをまたいだ6回もマウンドに上がり、ピンチをつくりながらも無失点にしのいで勝利投手となった。これにも「うれしいです!」の一言だけで思いを表現。お立ち台の隣に立った杉本、山崎颯からは思わず笑い声が飛んだ。

 それでも第5戦への意気込みを「明日も全力で投げます」と力強く語ると、球場に詰めかけたファンからは大きな拍手が送られた。
 

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