目標は城島以来の「3割30本100打点」ソフトバンク6位、桐蔭横浜大の捕手・吉田賢吾 指名あいさつ

[ 2022年10月26日 17:40 ]

指名あいさつを受け、笑顔の吉田(中央)(撮影・柳内 遼平)
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 ソフトバンクドラフト6位、桐蔭横浜大の吉田賢吾捕手(21)が26日、神奈川県横浜市にある同校で福山龍太郎アマスカウトチーフ、松本輝アマスカウトから指名あいさつを受けた。リーグ戦通算14本塁打を誇る「打てる捕手」は「期待が伝わってきた」と言葉をはずませ、正捕手・甲斐との競争に向けて「追い抜いていかないといけない。チャンスをつかみたい」と闘争心をメラメラ燃やした。

 下位指名となったが、捕手としての打撃力はアマチュア球界トップクラスの右打者。リーグ戦では3年秋に5本、4年春に6本、今秋は2本のアーチを放つなど直近1年で本塁打を量産中。守備の負担の大きい捕手ながら4年春はリーグ3冠王に輝いた。福山アマスカウトチーフは「ヘッドの出方は内川(聖一)のよう」、「中村晃を右にしたような」と広角に長打を放つ打撃を表現し「まさか、まさか(6位)にいるとは、という選手」と笑みを浮かべた。

 吉田の掲げた目標は「3割、30本、100打点」。球団の捕手としては城島健司がダイエー時代の03年に記録して以来の「大台」に挑戦する。(柳内 遼平)

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