ヤクルト内山壮真 代打起用も捕邪飛で最後の打者に 第2戦では日本シリーズ初打席で代打同点3ラン

[ 2022年10月26日 22:36 ]

SMBC日本シリーズ2022第4戦   ヤクルト0―1オリックス ( 2022年10月26日    京セラD )

<オ・ヤ> 9回2死二塁、代打・内山壮が捕邪飛に倒れ試合終了(撮影・大森 寛明)
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 ヤクルトの内山壮真捕手(20)が2年連続で同じ顔合わせとなった日本シリーズ第4戦(京セラD)で悔しい“最後の打者”となった。

 1点を追う9回、先頭の丸山和が左翼線二塁打で出塁。一打同点の場面を迎えたが、サンタナ、代打・宮本が連続三振に倒れて無死二塁が2死二塁となった。

 ここで、高津臣吾監督(53)は23日の第2戦(神宮)で0―3の9回に代打で起死回生の同点3ランを放った内山壮を長岡の代打に起用した。だが、相手4番手右腕・ワゲスパックの初球スライダーを見逃し、150キロの2球目ツーシームを豪快に空振りして2球で追い込まれると、3球目の内角155キロ直球を叩いた打球は捕邪飛となって試合終了となった。

 ヤクルトは今シリーズ初黒星を喫し、通算成績は2勝1敗1分け。ヤクルトが日本シリーズで0―1の敗戦を喫するのは西武と対戦した1992年第4戦(西武)以来30年ぶり2度目となった。

 内山壮は23日に行われた日本シリーズ第2戦(神宮)では零敗寸前の0―3で迎えた9回に代打で阿部から起死回生の同点3ラン。延長12回の末、決着はつかなかったものの、勝ちに等しい引き分けをチームにもたらした。

 【内山壮真の10月出場試合全打席】
2日 阪神戦(甲子園) 空三振
3日 DeNA戦(神宮) 左本、遊ゴ
14日 阪神戦(神宮) 打席なし
23日 オリックス戦(神宮) 左本
26日 オリックス戦(京セラD) 捕邪飛

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