阪神・岡田監督 「真の長距離砲」へ佐藤輝に助言 スタンスを広く、重心を低く――

[ 2022年10月26日 05:15 ]

打撃練習で汗を流す佐藤輝(撮影・後藤 大輝)
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 阪神・岡田監督がいてもたってもいられないのは、佐藤輝に対しても同じだ。出場予定である11月上旬の侍ジャパン強化試合前に打撃を大幅に崩すのを恐れ、秋季練習での“ノータッチ”を宣言していたが、高山と同じく打撃時のスタンスの狭さを視認すると、報道陣を通じてついつい“間接アドバイス”を送った。

 「スパイクの“歯”で踏ん張って、ガッと(土に)かからんと。今なんか150キロぐらいの(球を)みんな投げるんやから。そういうボールに力負けしてまうんよ」

 この2年間、佐藤輝は内角攻めに苦しめられ、凡打を重ねた。課題克服へ、スタンスを広く、重心を低く――。元々スタンスが狭く、グリップ位置も高い今の打撃フォームとは正反対。「真の長距離砲」へと進化してほしい親心から出た指摘だ。

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2022年10月26日のニュース