16日中日戦先発の広島・森下 2年ぶり2桁勝利へ柳と投げ合い「勝ちたい気持ちは強くあります」

[ 2022年8月16日 04:45 ]

広島・森下        
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 広島・森下暢仁投手(24)が15日、本拠地マツダスタジアムで最終調整に汗を流した。きょう16日の中日戦(同)に先発。明大の先輩・柳との投げ合いに勝てば、2年ぶりの2桁10勝に届くだけに気合を入れた。

 「(中日戦は)自分の中でやられている、今季は打たれているイメージの相手。基本的にいつも(相手の先発は)気にしないけど、柳さんですし、勝てたら一番いい。勝ちたい思いは強くあります」

 中日戦は今季5試合で2勝1敗、防御率3・60。4月17日の2回8失点KOが本人の記憶に深く刻まれている模様だが、以外の4試合は全て7回を2失点以下に抑えている。今季初となる柳との投げ合いも、過去3度で2勝0敗と分が良い。

 三塁を踏ませず、通算3度目の完封で9勝目を飾った9日のヤクルト戦から中6日。大瀬良や床田、アンダーソンら先発陣に不振や故障離脱が相次ぎ、5位から浮上するためにも森下の登板時には必勝が義務づけられる。本人は百も承知だ。

 「このまま投げたら15勝がギリギリだと思う。全部勝てば…ぐらいの気持ちでやっていきたいと思います」
 残り7試合程度の先発が見込まれる終盤。チームの巻き返しと、今季目標に掲げた15勝達成に向け、右腕はスパートをかける。
 

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