西武・内海 引退発表 19年の現役生活にピリオド「すべてがいい思い出で、本当に幸せな野球人生」

[ 2022年8月16日 14:00 ]

西武・内海
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 西武は16日、内海哲也投手(40)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 03年自由獲得枠で巨人に入団。3年目の06年に初の2桁12勝を挙げ、11、12年に2年連続最多勝を獲得するなど左腕エースの地位を築いた。選手会長だった12年は日本シリーズ第1、5戦で2勝してMVPを獲得。09年WBCでは原監督の下で世界一に貢献した。

 18年オフ、西武にFAの人的補償で移籍。19年はプロ16年目で初めて登板なし。10月に左前腕も手術した。プロ初の単独自主トレで臨んだ20年に、9月2日のロッテ戦で743日ぶり、移籍後初白星を挙げた。移籍4年目の今季から兼任コーチを務めるなど、若手の手本となっていたベテランが19年の現役生活にピリオドを打つ。

 12日に故障者に代わり本格的には経験がない中継ぎで1軍昇格していて、3年ぶりリーグ制覇に貢献して有終の美を飾る。

 このたび、今シーズン限りで現役を引退することを決断しました。 今の気持ちは「やりきりました」の一言です。

【内海コメント全文】
 19年という長きにわたってご声援を送っていただきましたファンの皆さま、支えてくださった関係の皆さまに心から感謝申しあげます。

 振り返りますと、リーグ優勝や日本一になることができ心から喜んだこと、ライオンズに移籍した2019シーズンは一度も1軍のマウンドに上がれず悔しい思いをしたこと、今シーズンは目標にしていた2000投球回数を達成できたこと、新たに投手コーチとして投手の育成に微力ながら携われたことなど、いろいろなことがありました。

 すべてがいい思い出で、本当に幸せな野球人生を送らせてもらいました。

 来月には記者会見を行い、その場で感謝の言葉を直接お伝えしたいと考えています。

19年間本当にありがとうございました。

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