広島・堂林 8年ぶりの1試合2発でチーム救う「こういう時だからこそ、チーム一丸となって」

[ 2022年8月16日 22:21 ]

セ・リーグ   広島5-0中日 ( 2022年8月16日    マツダ )

<広・中>お立ち台でポーズする(左から)森下、矢野、堂林(撮影・岡田 丈靖) 
Photo By スポニチ

 広島の堂林翔太内野手(30)が、16日の中日戦で8年ぶりの1試合2本塁打と大当たりだった。

 この日は不動の1番打者だった野間をコロナで欠き、代役1番でのスタメン出場。すると初回、中日先発・柳が投じた初球の142キロ直球を、左中間席へ運ぶ6号の先頭打者弾で試合を動かした。さらに4-0の5回にも、柳からこの日2本目のアーチ。リプレー検証を経たが、本塁打は変わらなかった。

 この日は佐々岡真司監督をはじめ、菊池涼、小園、野間ら主力、球団スタッフ3人を含め計11人が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、試合前練習に参加していなかった島内など7選手を緊急昇格させるなど対応に追われた。そんなチームの“不安”を吹き飛ばす活躍となった。

 以下は、試合後のお立ち台での一問一答。

 ―初回は初球をとらえた。
 「もう、初球から積極的に行こうと思って、最高の結果が出ました」

 ―手応えも完ぺき。
 「ここ最近にない、最高の当たりでした」

 ―2本目はライナー性。リプレー検証中は、どんな思いで?
 「手袋もヘルメットも全部付けて、待っていました」

 ―もしかしたらファウルかも、と?
 「僕からは分からなかった。ベンチでみんなにホームランだよ、とは言ってもらったけど、気持ちだけは抜かないようにはしていました」

 ―大きな1点になった。
 「結果はたまたまですが、良い追加点になったと思ったのでよかったです」

 ―連敗ストップ。
 「コロナで何人か抜けてしまいましたけど、こういう時だからこそ、チーム一丸となって戦っていきたいと思います。また明日からも応援よろしくお願いします」

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月16日のニュース