大谷翔平 6回2失点で11勝目ならず 「2番・投手兼DH」二刀流出場

[ 2022年8月16日 12:50 ]

ア・リーグ   エンゼルスーマリナーズ ( 2022年8月15日    アナハイム )

<エンゼルス・マリナーズ>力投する大谷(撮影・大森  寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が15日(日本時間16日)、本拠地アナハイムでのマリナーズ戦に「2番・投手兼DH」で出場。6回2失点で降板し、今季11勝目はならなかった。

 11勝目に向けてマウンドに上がるも、初回から3番・ウインカーに被弾し先制点を許した。3回には先頭のロドリゲスに右翼ポール際への本塁打を打たれると、大谷はファウルではないかとアピール。エンゼルスがリクエストし、判定は覆りファウルとなった。2死一、二塁では、クロフォードに中前打を許し走者が生還。初回にレンヒーフォの本塁打で同点に追いついたものの、勝ち越しを許した。

 5回はこの日初めての3者凡退。6回は2死二塁からハガーティーを右飛に打ちとり、6回7安打8奪三振、四死球1の97球で降板となった。7回からは、2番手右腕・ワンツがマウンドにあがった。

 打っては、初回1死で迎えた第1打席で2球連続で自打球が直撃。初球は左足に直撃し、大谷は痛さのあまり声を上げて顔をしかめた。続く2球目も自打球が右膝付近に。心配した審判に言葉をかけられたが、大谷は再び打席に入り直した。第1打席は二ゴロだった。

 3回無死一塁の第2打席は、フルカウントから見逃し三振。ストライクの判定に、大谷は首を振りながら不満げな表情を浮かべていた。5回1死一塁の第3打席は左飛だった。

 大谷はここまで19試合(全て先発)に登板し10勝7敗、防御率2.68。前回登板で1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。

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