【大谷と一問一答】6回2失点で勝敗付かずも新球ツーシームに手応え「楽しく投げるために必要」

[ 2022年8月16日 15:18 ]

 <エンゼルス・マリナーズ>力投する大谷(撮影・大森  寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は15日(日本時間16日)、「2番・投手兼DH」で出場し、投手では6回を投げ、1本塁打を含む7安打2失点、8三振1四球1暴投で勝敗は付かず、10勝7敗のままだった。防御率は2・69。全97球中、ストライクは67球。メジャー5年目で初めて公式戦でツーシーム(6球)を投げた。

 打者では4打数1安打だった。内容は二ゴロ、見逃し三振、左飛、捕手内野安打で打率・254。チームは2―6で負けた。以下、試合後の一問一答。

 ――登板を振り返って。
 「ちょっとボールが多かったかな、というのが一番かなと思います」

 ――ツーシームを投げたか。
 「投げました」

 ――ブルペンなどでの手応えは。
「ちょこちょこ遊びで投げたりしてました。。いいアクセントになってるかなと思います」

 ――初回の自打球はは前回と同じ箇所か。
 「そうですね。同じ箇所です。最近、ちょっと多いので」

 ――投球に影響は。
 「なかったですね」

 ――9回は守備の乱れで敗れた。
 「比較的いい試合だったなと思いますけど、やっぱりマリナーズの士気が高いと思いますし。そういうところが、最後はああいう勢いのあるチームっていうのは、うちもミスしてしまいましたけど、ああいうところは流れが向こうにあるかなと思います」

 ――公式サイトなどで「シンカー」と表示されたが、ツーシームという認識でいいか。
 「一緒ですね」

 ――狙いは球数を少なくしたいからか。
「というよりも、普通に1個増えた方がいいというか、別にいらないボールではないですし、必ず必要なボールでもないですけど。楽しく投げるために必要かなと思います」

 ――球数が多い中でも6回まで投げ切れた。調整した点は。
 「ちょっと3ボールも多いですし、不運な当たりというか、詰まったような当たりで間を抜けたりとか間に落ちたりとかっていうのがちょっと最近多いので、球数がかさんだりとかありますけど。逆に良い当たりセンターに捕ってもらったりとか、逆もしかりなので、比較的3ボールっていうのはないほうがいいですし、今日みたいなああいうカウントになるとなかなか良いリズムはつくりにくいかなと思います」

 ――ツーシームは同じ球速を意識しているのか。
 「ツーシームの方が若干速いですね」

 ――意図的か。
 「意図的にというか自然に速くなります」

 ――握りを変えれば自然にそうなる。
 「もちろん曲がり幅とか調整できればいいですけど、スライダーもカーブもそうですけど、それは曲がり幅が大きいスライダーもあれば、小さいときもあるので、それをなるべく一定にしていくっていうのはどの球種も同じですけど、大事かなと思います」

 ――今後、中5日で投げ続ける登板間隔は自らの希望があった。
 「希望は特にないですね。話して、どういう風に投げていくか。シンダーガード選手も(トレードで)いなくなりましたし。そこは監督のマネジメントというか、投手コーチもそうですけど、自分の体調と相談しながら、やりたいなと思います」

 ――規定投球回に到達するには、今後は本調子ではない日でも長いイニングを投げていく必要がある。
 「それは今更ではないですけど、もちろんいいときばかりではないので、もちろんよくない時でもしっかりゲームを作るっていうのは先発の一つの仕事なので、良い時は良い時でいいですし、悪い時は悪い時なりの投球ができればいいなと思ってます」

 ――先日、訪問を受けた侍ジャパンの栗山監督とはどんな話し合いがあったか。
 「普通にあいさつをして、話しました」

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2022年8月16日のニュース