【甲子園】8強入りの大阪桐蔭・西谷監督と一問一答「コーチ陣がしっかり投手の絵を用意してくれていた」

[ 2022年8月16日 20:24 ]

第104回全国高校野球選手権大会・3回戦   大阪桐蔭4-0二松学舎大付 ( 2022年8月16日    甲子園 )

<大阪桐蔭・二松学舎大付> 試合に勝利し、校歌を歌う川原(左から3人目)ら大阪桐蔭ナイン (撮影・後藤 大輝)
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 史上3度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭が二松学舎大付に完勝し、8強に進出した。今夏、背番号1を勝ち取った川原嗣貴(3年)が完封勝利を挙げ、打線も丸山一喜(3年)、海老根優大(3年)の連続タイムリーや、松尾汐恩(3年)の犠飛などで追加点を奪った。

 以下は、試合後の西谷監督と一問一答。

 ―試合を振り返って。
 「先発は1番だと思って準備していたので、びっくりした。でもコーチ陣がしっかり投手の絵を用意してくれていたし、動揺することなく、先制して自分たちのリズムで試合ができた」

 ―スタッフの準備が大きかったのか。
 「絵を見れただけでも違いますから。いい準備だった。甲子園での練習でも左で準備して右で、とやっていたが、辻くんではないということで、そこから切り替えて、焦ることなく準備ができた」

 ―試合展開としては。
 「欲を言えば、中押し、ダメ押しと加点したかったが、しっかり守って、0点に抑えたのは良かった」

 ―8強だが。
 「ここからは簡単な相手はいない。粘り強くやるしかない」

 ―下関国際の印象は。
 「監督さんにしっかり仕込まれたチーム。好投手がいるので、打てるボールをしっかり打っていきたい」

 ―大前のスタメン起用は。
 「練習の動きを見て、勢いが出ていた。新しい血も入れたかったし、勢いを勝ってスタメンに起用した。しっかり守ってくれました。どこでも守れるスーパーサブで足も速い。本人も待ってましたの感じだったと思う」

 ―伊藤が3二塁打。
 「余裕のあるチームではないですから。とにかく足を使っていく。深く守られることが多いので、シングルでも二塁打になる可能性がある。打った瞬間、全員が二塁を狙っている」

 ―川原が完封。
 「7回に代える気持ちだったが、真っすぐに合ってないから、代えると相手が喜ぶかなと思って、完投させました」

 ―川原の伸びた点は。
 「体全体を使って、ゆっくりと、角度をつけて投げられるようになった。前回は先制されたが、球も少し高かった。そのへんを徹底して修正したものを出してくれた」

 ―先発を伝えたのは。
 「朝の出発前です。低めを丁寧に投げるようにと伝えた」

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2022年8月16日のニュース