2桁勝利&2連続完封の広島・森下 お立ち台で爆笑かっさらう「ギリギリのホームランを打ってくれた」

[ 2022年8月16日 21:38 ]

セ・リーグ   広島5-0中日 ( 2022年8月16日    マツダ )

<広・中>完封勝利しファンに向かって手を振る森下(撮影・岡田 丈靖) 
Photo By スポニチ

 広島が16日の中日戦に5-0と勝利し、連敗を2で止めた。チームは佐々岡監督をはじめ、菊池涼、野間、小園ら主力選手がコロナ陽性で離脱するピンチだったが、感じさせない強さを見せた。

 立役者の一人が森下だ。明大の先輩でもある柳と、通算4度目の投げ合い。序盤3回までは毎回、得点圏に走者を進められるなどピンチの連続だったが、これを乗り切るとエンジンが掛かった。7回の2死一、二塁もしのぎ、ついに9安打1四球で完封勝利。前回9日のヤクルト戦では自身490日ぶり3度目の完封を果たしたが、これで2戦連続完封で2年ぶり2度目の2桁勝利も決めた。

 試合後は、2本塁打の堂林、プロ初アーチの矢野と並んでお立ち台に呼ばれ、ジョークで“爆笑”をさらう一幕もあった。

 以下、森下のお立ち台から。

 ―2試合連続完封勝利。
 「疲れました!」

 ―明大の先輩・柳との投げ合い。
 「絶対に勝つという気持ちでマウンドに上がりました」

 ―序盤3回まではピンチの連続だった。
 「とにかく点を取ってもらったので、0で抑えようという気持ちで投げました」

 ―堂林、矢野の一発が大きかった。
 「いきなり初回から(堂林が)すごい当たりを打ってもらったのと、(自分の)打席の前で“行くんじゃないか、行くんじゃないか”と(矢野が)ギリギリのホームランを打ってくれた(球場大笑い)。うそです。もう本当に助かりました(笑)」

 ―9回には大きな拍手も起こった。
 「本当に鳥肌が立ちました。ありがとうございます」

 ―2年ぶりの2桁勝利。
 「10勝は目標にしていたので、何とかいくことができてよかったです。次も頑張ります」

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月16日のニュース