A・ロッド氏がタティスの80試合の出場停止処分に深い悲しみ「私の大失敗や間違いから学んでほしかった」

[ 2022年8月16日 06:58 ]

現役時代のアレックス・ロドリゲス氏
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 ニューヨークポスト紙が15日、元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏(47)がパドレスのフェルナンド・タティスの80試合の出場停止処分に、深い悲しみを抱いていると報じた。

 ニュースを耳にして「怒りはなかった。とても悲しかった。22歳、23歳で犯した誤ちがこれからおそらく60年くらいは影響する。自分もミスをした。30代の終り頃で、早くフィールドに戻ってプレーしたくて自暴自棄になっていた」とESPNの実況放送中にマイケル・ケイアナに語ったそうだ。

 2014年、ロドリゲス氏はMLBから162試合の出場停止処分を受けた。「若い選手たちが私の大失敗や間違いから学んでほしいと思っていた。私は落ちるところまで落ちたし、ゼロにまで行った」と振り返る。引退後6年が経ち、今では実業家としても、野球解説者としても成功を収めている。

 しかしながら野球殿堂入りに関しては今年1月の発表で34・3%の票しか得られておらず、殿堂入りに必要な75%到達は今後も難しいと見られている。ロドリゲス氏は「自分から(タティスに)連絡することはないが、手助けが必要なら、いつでも求めに応じられる」と付け加えたそうだ。

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2022年8月16日のニュース