日本ハム・新庄監督 今季最多9投手注ぎ込む執念継投で2度目の引き分け「投手陣が良く頑張ってくれた」

[ 2022年8月10日 23:45 ]

パ・リーグ   日本ハム2―2西武 ( 2022年8月10日    札幌D )

8回、ベンチの新庄監督(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムが今季最多となる9投手を注ぎ込む執念の継投で、今季2度目の延長12回引き分けに持ち込んだ。

 先発した上原が7回6安打2失点の粘投で試合を作ると、その裏に2死一、二塁の好機を広げて途中出場の今川が右前適時二塁打で同点に追いついた。

 8回に2番手の北山が1死から四球と安打で一、三塁のピンチを招くと、新庄監督はすかさず北浦にスイッチ。しかし、代わった北浦は1球もストライクが奪えずに四球で降板。1死満塁で託された玉井が栗山を見逃し三振、中村を二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。

 9回は井口が三者凡退、回またぎとなった10回は2死二塁となったところで山川を申告敬遠で歩かせて降板した。代わったロドリゲスは、栗山を遊ゴロに仕留めてこの回も無失点。11回以降は吉田、古川侑、メネズと走者を許したところで代わり、いずれも勝ち越しは許さず、新庄監督は「ピッチャー陣が良く頑張ってくれたね!明日はナイター後のデーゲーム。楽しい試合を見せるために今日は早く帰って寝る!」と、コメントを残して球場を後にした。

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2022年8月10日のニュース