全日本学童軟式野球―前年覇者・長曽根ストロングス第1関門突破

[ 2022年8月10日 12:37 ]

全日本学童軟式野球・第2日 2回戦   長曽根ストロングス(大阪)4―2多賀少年野球クラブ(滋賀) ( 2022年8月10日    神宮 )

勝利の喜びを分かち合う長曽根ストロングス(前回優勝・大阪)のナイン
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 都内で2回戦が行われ、前年度優勝の長曽根ストロングス(大阪)は18、19年覇者の多賀少年野球クラブ(滋賀県)に4―2で快勝。連覇&8度目の大会優勝へ第1関門を突破した。

 2点差に追い上げられた6回2死一塁。一打同点のピンチにもマウンドに再び登場した山口(寛の目の右下に「、」)太主将(6年)は重圧を歓迎していた。「楽しかった。こういう場面は好きなんです」。4番・筒井遙大(5年)を二飛に仕留め試合終了。仲間とタッチを交わした。

 3回の5安打3得点が連覇にかけるチームの集中力を証明していた。「絶対ランナーを還したかった。みんながこの試合の大切さを知っていたから」。2死二、三塁から先制の中前2点打を放った4番・岡田大我(6年)が胸を張る。3番として四球を選び、好機を広げた山口は「みんなのテンションを上げられた」と仲間を頼もしそうに見つめた。

 熊田耐樹監督も「全国制覇を狙えるチーム。だからこそ1戦1戦を大切に」と手綱を締めつつ先を見据えた。

 ヤクルト・山田哲人内野手(30)に憧れる主将兼エースの山口。昨年は新潟開催で頂点を味わったが、プロ野球でも連続日本一へ突き進む山田が主戦場とする神宮で活躍できたことが、何よりうれしかった。

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2022年8月10日のニュース