ロッテ佐々木朗希は5者連続含む10奪三振の力投もプロ通算10勝目お預け 6回5安打3失点

[ 2022年8月10日 19:46 ]

パ・リーグ   ロッテーソフトバンク ( 2022年8月10日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>気合の入った表情の佐々木朗(撮影・長久保 豊) 
Photo By スポニチ

 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が10日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発。ソフトバンクの東浜巨投手(32)とのノーヒットノーラン達成者による先発対決で、6回5安打3失点、10奪三振の力投を見せたが、今季7勝目、プロ通算10勝目はお預けとなった。

 4月10日のオリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗に対し、東浜は5月11日の西武戦でノーヒットノーランを達成。佐々木朗は3日の楽天戦は6回途中5失点でKO。右手中指のマメをつぶし、約1カ月ぶりの登板だった。その前回登板からどう修正するか注目された。

 0─0の2回先頭で迎えた柳田に対し、1ボール1ストライクからの3球目、内に入ったスライダーを右翼席にライナーで運ばれた。今季3本目の被本塁打となったが、打たれたのは6月3日の巨人・岡本和と、6月11日の牧とセ・リーグの打者2人だけ。パ・リーグの打者には今季初被弾となった。また柳田には昨年6月24日の対戦で本塁打されており、同一選手に複数本塁打されたのは初めてだった。さらに、1死二、三塁のピンチで川瀬の投前スクイズを捕球できず、自らに失策がついて2点目、続く甲斐にも投前スクイズを決められ、この回計3点を失った。

 それでも、3回以降は直球とフォーク主体の投球で立ち直った。4回2死一塁から6回1死まで5者連続三振。結局6回まで91球を投げ、5安打3失点で10三振を奪ったが、打線の援護は3回の1点のみで、東浜よりも先にマウンドを降りた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月10日のニュース