オリ西村監督“食育の秋”や 逆襲へまずは肉体改造

[ 2018年11月1日 05:30 ]

 “食育の秋”だ。オリックス・西村新監督が、2日から高知でスタートする秋季キャンプで、ナインに増量指令を出した。

 「食が細い選手もいるので、朝の散歩とかしっかり体を動かしてから朝食を食べるとか、練習中のランチタイムを長く取るとか、しっかり食べてもらう」

 4年連続Bクラスに沈んだ今季逆襲へ、指揮官が選手の肉体改造に乗り出す。具体的な食事量は示さなかったが、「秋のキャンプでしか、できないことがあるからね」と説明。紅白戦は実施せず、対外試合も11日の韓国LG戦のみとし、体力強化と技術力向上に重点を置く構えだ。

 宿泊先も後押しする。ホテル日光高知旭ロイヤルでは、朝夕食で高知名物のカツオのタタキや寿司、ステーキなど和洋食を中心に提供。特に魚には筋肉の材料となるタンパク質が豊富に含まれており、低カロリーで大量摂取しても脂肪が付きにくいとされる。カツオなど赤身の魚を摂取することは重要で、口に運ぶ機会が多いだけに効果が期待できそう。伸び盛りの宗や福田らにとって、肉体改造はプラスになるはずだ。

 「全ての面でレベルアップしてもらう」と西村監督。長いシーズンを戦い抜く土台作りとして、徹底的に鍛え上げる。(湯澤 涼)

続きを表示

2018年11月1日のニュース