阪神ドラ2小幡 根尾や小園に対抗心 「オバタ世代」と呼ばれたい

[ 2018年11月1日 05:30 ]

「1番ショート」と目標を特製ボールに記し、ポーズを決める延岡学園・小幡(撮影・後藤 大輝)
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 阪神からドラフト2位で指名された延岡学園の小幡竜平内野手(18)が10月31日、延岡市内の同校で指名あいさつを受けた。同じ遊撃手で、同学年の根尾や小園に抱く闘志。いずれは「小幡世代」と呼ばれるべく、世代を代表する選手になることを誓った。

 「U18の壮行試合で一緒になっていますし、負けたくない。将来的にはそう呼ばれればいいかなとは思います」

 強烈なライバル心が頼もしい。猛虎の一員として、他球団の精鋭に負けてはいられない。それが同学年ならなおさらだ。いかにして、世代のトップに立つのか。小幡はまず、自分自身に目を向けた。

 「一番は下半身でトレーニングを自分でやっています。(ウエートトレーニングの)ランジやスクワットだったりというのをチームメートにも聞きながらやっています」

 プロ仕様のボディーを手に入れる。1メートル81の長身だが、現在の体重は74キロ。年内での5キロ増量を念頭に、ウエートトレで下半身をいじめ抜いている。当然のように、ご飯は毎食3杯。寮は肉中心の献立となっているが、好物であるラーメンをはじめ「おいしいものをたくさん食べたい」と希望を口にする。

 入団後は尊敬している鳥谷を質問攻めにする。「打撃より守備を(軸に)置いているので守備のことはいろいろ聞いていきたい」。担当の田中秀太スカウトも「送球に安定感がある。2年ぐらいでしっかり体をつくってくれたら」と期待する。「三拍子そろった1番・遊撃が目標」。遊撃レギュラーを目指してまずは体づくりに励んでいく。(長谷川 凡記)

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2018年11月1日のニュース