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中田“1次Rほぼ突破”弾!豪州撃破V1号 筒香とアベック

WBC1次ラウンドB組   日本4―1オーストラリア ( 2017年3月8日    東京D )

<オーストラリア・日本>お立ち台で筒香(奥)と抱き合い笑顔の中田
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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪還を目指す侍ジャパンは8日、オーストラリアと対戦し、4―1で開幕2連勝を飾った。7回、5番の中田翔内野手(27=日本ハム)が左越えに勝ち越しソロ。今大会8打席目での初安打が値千金の一発となり、4番・筒香嘉智外野手(25=DeNA)も8回に2戦連発の右越え2ランで続いた。9日にオーストラリアが中国に勝てば、侍ジャパンは上位2チームが進む2次ラウンド(12〜16日、東京ドーム)進出が決まる。

 歓喜のお立ち台。日本が誇る最強のスラッガーコンビが並んだ。中田は自身の決勝弾に「うれしい」と喜んだ筒香を両手を広げ、抱きしめた。そしてファンに呼びかけた。

 「全員で世界一を獲りましょう!」。大歓声が東京ドームに響いた。

 1―1の7回。先頭の中田は、この回から登板した3番手ウィリアムズの初球、真ん中のスライダーを強振。鮮やかな弾道が、左翼スタンドへと届いた。「菅野が一生懸命粘り強く投げていたので2点目はこっちが取ってやろうという気持ちだった」。今大会初安打が決勝弾となり「僕の前を打つゴウ(筒香)が空気を読まずにバンバン打つから、一本出て良かった」と笑みをこぼした。8回にダメ押し2ランを放った筒香との初めてのアベック弾で開幕2連勝に導き、2次ラウンド進出を大きく引き寄せた。

 試合前、同じく無安打だった鈴木と「先にどっちが打つか勝負だな」と冗談交じりに話した。その鈴木が5回に初安打。「“やっぱり自分が最後だな”と思った」と振り返る。開き直った。「他の打者みたいにバットコントロールや粘りがないので一振りで仕留めるしかない」。集中力を研ぎ澄まし、甘い球を捉えた。継投策について話し合っていたため、打った瞬間を見ていなかった小久保監督は「ごめんなさい」と中田に頭を下げ、「筒香の後の彼(中田)が打たないとチームは勝てない」と喜んだ。

 この日見せたフルスイングは、日々のケアを怠っていない証拠でもある。侍ジャパンでの移動時にスーツケースに入れて持ち運ぶのは超音波治療器。キャンプで左手首を痛め、球団が管理する超音波治療器の効果を気に入り、同じモデルの携帯用を約50万円で購入した。練習後は温熱効果のある複数のパットを手首に貼ることで、患部の疲労や痛みを和らげる効果がある。「この(WBC)ために買った。(スーツケースが)パンパンや」。そう言って苦笑いしたが、世界一奪還への思いはそれほどに強い。

 9日は試合がなく、オーストラリアが中国に勝てば、日本の2次ラウンド進出が早々に決まる。「ゴウは信頼感がある。早く乗っていけるようにしたい」。4番・筒香だけではない。5番・中田の果敢な姿勢、そして爆発力が世界一の鍵を握っている。(柳原 直之)

 ≪今日 中国負けで決定≫きょう9日、オーストラリア―中国戦でオーストラリアが勝てば、日本の1位突破と2敗の中国の敗退が決定。10日のキューバ―オーストラリア戦の勝者が2位となる。ただし、中国が勝つと全て10日以降に持ち越される。10日のデーゲーム、キューバ―オーストラリア戦で、オーストラリアが勝てば日本の2位以上が確定。ナイターの中国戦に勝てば全勝で1位、敗れても2位。デーゲームでキューバが勝ち、日本が敗れると日本、中国、キューバが2勝1敗で並び、条件次第で11日のプレーオフまでもつれる可能性が出てくる。 WBC組み合わせ

[ 2017年3月9日 05:30 ]

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