韓国も台湾も消えた…オランダ、サヨナラ劇勝で1次ラウンド突破

[ 2017年3月9日 05:30 ]

WBC1次リーグA組   オランダ6―5台湾 ( 2017年3月8日    韓国・ソウル )

台湾にサヨナラ勝ちし喜ぶオランダナイン
Photo By ゲッティ=共同

 5―5で迎えた9回無死満塁から押し出し四球を選んだプロファーが、パイやスポーツドリンクで手荒い祝福を受けた。前回大会で4強に進出したオランダが、サヨナラ勝ちの2連勝で1次ラウンド突破。ヘンスリー・ミューレン監督は「驚くような試合だった」と劇的な勝利の余韻に浸った。

 大暴れしたのはヤンキースでデレク・ジーターの後釜として正遊撃手を務めるグリゴリアスだ。2回に先制点につながる右翼線二塁打。4回は左中間へ2点二塁打、8回は同点左翼線二塁打と、広角に打ち分けた3二塁打が全て得点に絡んだ。「決して諦めなかった。自分のことはいい。チームのために」。前回大会は肘の故障で不参加。強い思いで臨んでいた。

 これで2敗を喫した台湾と韓国の1次ラウンド敗退が決定。既に2勝していた本大会初出場のイスラエルの2次ラウンド進出も決まった。

 ▼オランダ・バレンティン(4番でオール単打の4安打)自分がチャンスをつくれればいい。いいプレーをして、最後は優勝したい。

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2017年3月9日のニュース