侍J小久保監督 救援陣再整備を示唆 岡田以外はピリッとせず

[ 2017年3月8日 07:40 ]

WBC1次ラウンドB組   日本11―6キューバ ( 2017年3月7日    東京ドーム )

<日本・キューバ>5番手で登板した秋吉
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 侍ジャパン・小久保監督が救援陣の再整備を示唆した。

 「救援陣の整備はこれから不可欠。やはり、甘くなるとあれだけのスイングをされると分かったと思う」と話した。

 3番手・岡田は打者1人を危なげなく打ち取ったが、平野、秋吉、牧田はいずれも走者を背負う不安定な内容だった。指揮官から「抑えの第1候補」と指名された秋吉は、8回2死二、三塁から登板もグラシアルに中前2点打を許し、9回のマウンドに上がった牧田も2死満塁のピンチを招いた。それでも秋吉は「ちょっとでも、こういう舞台で投げられたのは自信になる。次につなげたい」と前を向いた。

 ▼権藤投手コーチ これだけ点を取ると、向こうも開き直って来る。良い球はあったけど、打たれるところを打たれている。代わってすぐの則本なんかは良かったけど。いい教訓ですよ。オーストラリアもどんなもんか分からんから。

 ▼岡田(7回2死一塁で救援し、スライダーで空振り三振)緊張するほどの余裕はなかった。意外と冷静だったと思う。初戦でチャンスをもらえた。一つでも貢献できるようにしていきたい。

 ▼平野(8回に4番手で登板し2/3回を1安打2失点)もうちょっとフォークをしっかり投げきりたい。そのためにも真っすぐをしっかり投げたい。(収穫として)雰囲気を味わえたし、ああいう場で投げられて良かった。

 ▼牧田(9回2死満塁のピンチを招くもしのぎ)点差はあったが緊張した。3人で簡単に終われれば良かったが。

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2017年3月8日のニュース