大谷 3・11初実戦 岩手出身だから…栗山監督「意味がある」

[ 2017年3月8日 09:30 ]

スマホで撮影されながらベースランニングをする大谷
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 3・11に元気な姿を――。右足首痛で別メニュー調整中の日本ハム・大谷は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で練習。投球再開の時期は未定も、7日も全力に近いスピードでのベースランニングやフリー打撃を行い「しっかり調整したい」と語った。

 この日から12日までチームがオープン戦で福岡や岡山を転戦するため、練習時間と場所の確保のため同施設での練習をスタートさせた。今季初めての野手での実戦出場の予定は11日のイースタン教育リーグの楽天戦(鎌ケ谷)。岩手出身の大谷にとっては6年前に東日本大震災が発生した特別な日だ。ヤフオクドームでのソフトバンク戦前、栗山監督は「岩手の方々に元気な姿を届けるのは意味がある」と話した。

 当面の目標は3月31日の開幕西武戦(札幌ドーム)でのDH出場。自身は故障で不参加となったWBCで世界一を目指す侍ジャパンに向け「日本球界の先輩方。応援したい」とエールも送った。 (山田 忠範)

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2017年3月8日のニュース