【フィギュア】「4回転の神」マリニン「メッチャツカレタ」も100点超え首位発進 直前の公式練習回避

[ 2026年2月11日 06:35 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第5日 フィギュアスケート   男子SP ( 2026年2月10日    ミラノ・アイススケートアリーナ )

男子SPで首位発進した米国のイリア・マリニン(AP)
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 フィギュアスケートの男子ショートプログラム(SP)が10日(日本時間11日)に行われた。

 「4回転の神」こと米国のイリア・マリニン(21)は、最終の一つ前となる28番滑走で登場。冒頭で4回転アクセル―3回転トーループの連続ジャンプを予定していたが回避し、4回転フリップに変更した。

 それでも後半に4回転ルッツ―3回転トーループを決めるなど、さすがの内容。バックフリップも決めて会場からは大きな拍手がわき起こった。108.16点は今季ベストに迫る得点で首位発進。キスアンドクライでは納得の表情も見せた。

 インタビューでは「ツカレタ。メッチャツカレタ」と日本語を使う場面もあり「個人戦に出られることは誇り。五輪の舞台で活躍できることに感激しました」と語った。

 また、ファンにメッセージを、とリクエストされると「日本の皆さんの応援はいつも感謝しています。とてもうれしく感じていますし、僕だけの演技ではなく、いろんな人の演技を楽しんでいただければと思います。アリガトウゴザイマシタ」と語った。

 マリニンは男子の個人戦と日程が詰まっていたこともあり、団体はSPのみの選択肢もあったが、米国チームのためにフリーも登場。日本を逆転して、母国に金メダルをもたらし「このチームの一員であることを誇りに思う」と興奮を隠さなかった。

 一方で、この日の公式練習には不参加。氷上以外での調整に時間を割いた。

 昨年12月のGPファイナルではフリーで、クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を含む6種類計7本の4回転ジャンプに成功。史上初の快挙で、フリーで世界歴代最高の238・24点をたたき出した。史上初の5回転ジャンプにも意欲を示しており、フィギュア界で世界から注目を集めている。

 両親ともにオリンピアンで、自身は今回が五輪初出場。グランプリ(GP)ファイナルでは23年から3連覇、世界選手権では24年から2連覇中という絶対王者は、団体、個人でのW金メダルを狙っている。

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