【ジャンプ】高梨沙羅を支えた仲間の力 二階堂蓮が舞台裏明かす「俺らで沙羅さんのことを持ち上げないと」

[ 2026年2月11日 06:25 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪第5日 ジャンプ   混合団体(ヒルサイズ=HS107メートル) ( 2026年2月10日    プレダッツォ・ジャンプ競技場 )

混合団体で銅メダルを獲得した日本メンバー。金メダルはスロベニア、銀メダルはノルウェー(AP)
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 ミラノ・コルティナ冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプの混合団体(ヒルサイズHS=107メートル)が10日(日本時間11日)、プレダッツォ・ジャンプ競技場で行われ、日本が同種目初となる銅メダルを獲得した。3番手で飛んだ高梨沙羅(29=クラレ)は1回目に96メートル50、2回目に97メートルを飛び、4年前の失格のリベンジを果たした。

 日本は丸山希(北野建設)、小林陵侑(チームROY)、高梨沙羅(クラレ)、二階堂蓮(日本ビール)のオーダーで臨んだ。女子ノーマルヒルで銅メダルを獲得した丸山希、男子ノーマルヒルで2連覇こそ逃したが8位入賞の小林陵侑、さらに4番手には銅メダルを獲得した二階堂蓮が控える。ノーマルヒル13位だった高梨の出来が大きく注目された。

 1回目。丸山、小林が飛び終わった時点で5位だった。メダル獲得へはこれ以上引き離されてはいけない中での1回目。高梨は96メートル50を飛び、3位に順位を上げた。そして2位で迎えた2回目は97メートルを飛び、ノルウェーにこそ抜かれたが、しっかりと二階堂へつないだ。7日(日本時間8日)の個人ノーマルヒルは1回目に92メートル、2回目に96メートル。いずれもその飛距離を超えた。

 高梨は「ありがとうございます。みんなのおかげです」と話すと「いや、もう本当に、一緒に飛んでくれた仲間も含め、応援してくださった日本チームの皆さんのおかげで、練習以上に、そして個人戦以上にいいジャンプができたとは思うので、すごくこう支えられて飛ばさせていただいたラウンドだったなと思います。自分のジャンプができたのも、自分だけの力ではなくて、本当に周りの人たちの支えがあってこの舞台に立たせていただけたので。はい、そこでメダルを獲らせていただけて、本当に感動しました」と感謝を口にした。

 二階堂は高梨について「結構、昨日とか一昨日からもめっちゃ緊張してたんですよね。これちょっと、俺らで、沙羅さんのことを持ち上げないというので、結構、沙羅さんのケアにみんなで全力で感じでした」と舞台裏を明かした。

 そして「もうなんか、表情だったりとか、発する言葉1つ1つに、もう絶対緊張してんなっていうのがわかる感じだったんで、“とにかくもう楽しみましょう”とか、“僕がキャリーするんで”って声をかけて、そういうポジティブな言葉で気持ちを楽にさせようって思ってやってました。僕と陵侑さんの中ではやっぱキーマンは沙羅さんだなっていうのを言ってたんで」と打ち明けた。

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