【引退会見】坂本花織“最後の質問”に「もっと良いこと言いたかった」指導者として伝えたいのは“感謝”

[ 2026年5月13日 12:28 ]

<坂本花織引退会見>会見に臨む坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子銀メダリストの坂本花織(26=シスメックス)が13日、神戸市内で引退会見を行った。会場にはサイン入りの白いスケート靴が飾られ、報道陣には感謝の言葉を“直筆”でつづったメッセージカードが贈られた。

 質疑応答の最後には、中野園子コーチなどから礼儀面などを厳しくしつけられた坂本に対し、指導者になってから伝えたい「人として大事なこと」についての質問があった。

 坂本は困った表情を浮かべながら「難しい…」と考え込んだ。「先生や連盟の方は、 本当に自分が良くなるようにいろんなことを教えてくださったり、家族も近くでも遠くでもどんな状況でも支えてくれました」と自分を振り返りながら、「ホントありきたりになっちゃうんですけど、感謝の気持ちを忘れないということは大前提で、教える立場って人のためにやるってことなので、自分の時間を割いてやってくれているというのも、相手の貴重な時間を自分に費やしてくれているということなので、そこにはしっかり感謝の気持ちを持たないと失礼になるので、そういうのはしっかり下の子たちにも伝えていきたいなと思っています」と強調した。最後には「もっと良いことを言いたかったんですけど…その言葉しか思いつかなかったです」と残念そうな表情になった。

 坂本は昨年、シーズン開幕前に今季限りでの現役引退を表明。今年3月の世界選手権がラストダンスとなった。五輪は18年平昌大会に17歳で初出場。22年北京大会で個人で銅メダル、団体で銀メダルを獲得した。今年2月のミラノ・コルティナ大会では個人、団体で銀メダルを獲得。世界選手件は22、23、24年と3連覇を達成し、現役最後の大会となった今年3月に日本勢最多4度目となる優勝を果たした。

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