【フィギュア】団体 日本は個人種目に弾みつく銀 引退表明の坂本花織は有終の美へ「やったるでー!」

[ 2026年2月9日 07:45 ]

ミラノ・コルティナ冬季五輪 第3日 フィギュアスケート団体 ( 2026年2月8日    ミラノ・アイススケートアリーナ )

<ミラノ・コルティナ五輪 フィギュア団体>表彰台に上がる日本の選手たち(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート団体の最終日が8日(日本時間9日)に行われ、日本は2大会連続の銀メダルを獲得した。米国が連覇を達成した。

 “トップバッター”のペアのフリーには「りくりゅう」こと三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が登場。ショートプログラム(SP)に続き、素晴らしい演技で会場を沸かせた。

 冒頭のトリプルツイストリフトから始まり、ジャンプ、リフト技など、レベルの高い技を並べた。後半も息の合ったパフォーマンスで会場からも大きな拍手を浴び、演技終了後には三浦が何度もジャンプしながら喜び、木原も手を挙げて充実感を見せた。155.55点は自己ベストを大幅に更新した。

 女子シングルのフリーには日本から坂本花織(シスメックス)が登場。フリー曲「愛の讃歌」に乗り、冒頭の2回転アクセルに成功。持ち前のダイナミックで優雅なスケーティングを披露した。後半も3回転フリップ―3回転トーループのコンビネーションを見事に決めるなど、会場からも大きな拍手を浴びた。

 演技後には舌を出して、若干の苦笑い。少しだけあったミスを悔やんでいる様子だったが、会場の拍手には手を振って応えた。キスアンドクライではチームでおどけた表情を見せるなどお茶目な一面も。その後、148.62点でフリー1位を確認すると、絶叫しながら涙を流して喜んだ。

 “アンカー”の男子シングルのフリーには、佐藤駿(エームサービス・明大)が登場。フリー「火の鳥」の壮大な音楽に乗って、冒頭の高難度の4回転ルッツを着氷。4回転―3回転の連続ジャンプも丁寧に決めるなど、全てのジャンプを着氷した。クライマックスのステップやスピンでも観客を沸かせた。フィニッシュ後は大きなガッツポーズを作り、感情を爆発させた。

 自己ベストを更新する194.86をマークも、米国とはわずか1ポイント差と一歩及ばず。佐藤は惜敗に悔し涙を流し、周囲の選手も呼応するかのように頬をぬらしていた。

 それでも、それぞれの個人種目に弾みがつく銀メダル獲得。今季限りでの引退を表明している坂本は「やったるでー!」と力を込めていた。

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