【フィギュア】坂本花織、フル回転!日本シングル初、団体でSP&フリー出場へ「チーム勢いづける」

[ 2026年2月6日 05:00 ]

ミラノ・コルティナ五輪

練習する坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 ミラノ・コルティナ五輪は6日(日本時間7日午前4時)に開会式が行われ、冬の祭典が開幕する。フィギュアスケートの団体も6日から始まる。初日に出場するメンバーが5日に発表され、22年北京大会銀メダルの日本は女子ショートプログラム(SP)に坂本花織(25=シスメックス)を起用した。団体の副主将を務める女子のエースはフリーも滑る見込みで、日本の男女シングルで初めて両方を任される。主将はアイスダンスの森田真沙也(22=木下アカデミー)。初の金メダルを目指す戦いが幕を開ける。

 女子のエースが団体でも2度、銀盤の上に立つ。団体の初日メンバーが発表され、日本は坂本がSPを託された。日本スケート連盟を通じて「SPでは私らしい演技でチームを勢いづけ、団体戦の初日のいい締めくくりをできるよう頑張ります」とコメント。8日のフリーも滑る見込みで、日本の男女シングルで初めて両方を滑ることになる。

 団体が採用された14年ソチ大会以降、日本は男女シングルに2人以上の選手が出場し、団体でも複数人で臨んできた。個人種目を前にした負担なども考慮され、坂本自身も平昌ではSP、北京ではフリーのみに専念した。だが、今回は女子で最も安定感と実績のあるエースが“ダブル起用”され、フル回転する見込みとなった。

 日本女子で初の3大会連続出場となる本人も、覚悟を持って今大会に臨んでいる。今季限りでの引退を表明しており、これが最後の大舞台。「団体と個人ともに銀メダル以上」という目標を掲げ、事前合宿地のバレーゼで滑り込み、2日からは試合会場などで練習を重ねる。同枠の選手がまだ現地入りしていないことなどもあり、前日4日は本番リンクで35分間を一人で滑り、貸し切り状態で調整。曲かけではSP「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を滑ってジャンプなどを入念に確認した。

 この日、隣接するリンクでの練習も一人きりで、曲かけはフリー「愛の讃歌」を流して調整。その後は報道陣の取材に応じ「日本が団体でメダル圏内にいられるのは誇らしいことだし、自分も参加できるのがうれしい。とにかくSPで精いっぱい滑りたい」と意気込んだ。最大のライバルとなる米国のSPは、昨年の世界選手権を制したアリサ・リュウ。まずは新旧世界女王が対決する。

 ≪“ライバル”米国エース・マリニンもフル回転?≫団体の金争いは日本と2連覇を狙う米国の一騎打ちの様相となっている。男子で世界選手権2連覇中のマリニンは初舞台でSP、フリーとも起用される可能性がある。勝敗の行方を大きく左右する王者は「米国チームの一員になることをずっと夢見てきた。共に支え合いたい」と意気込む。6日はアイスダンス世界3連覇中のチョック、ベーツ組、昨季世界女王のリュウが登場。強力な布陣でスタートダッシュを目指す。

 ▽フィギュアスケート団体 10カ国が出場し、種目ごとの順位点(1位10点、2位9点…10位1点)の合計で争われる。男子、女子、ペアのSPとアイスダンス・リズムダンスの上位5チームがフリーに進出。日本は初採用の14年ソチ、18年平昌は5位。22年北京は銀メダル。当初は銅だったが、優勝したROC(ロシア・オリンピック委員会)の女子・ワリエワがドーピングで4年間の資格停止処分を受け、順位が繰り上がった。

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