渡辺一平 男子200平で圧倒V 上々2分7秒55「強さを証明して」狙う世界水泳金

[ 2023年6月5日 04:22 ]

男子200メートル平泳ぎを制し、歓声に応える渡辺一平
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 競泳東京都選手権最終日は東京アクアティクスセンターで行われ、来月の世界選手権(福岡)日本代表が出場し、男子200メートル平泳ぎは渡辺一平(26=トヨタ自動車)が2分7秒55で優勝した。女子200メートル個人メドレーは大橋悠依(27=イトマン東進)が2分11秒21で制し、成田実生(16=金町SC)が2位。男子200メートル個人メドレーは瀬戸大也(29=CHARIS&Co)が1分58秒47で制覇。男子200メートルバタフライは本多灯(21=イトマン東京)が1分54秒81で頂点に立った。

 男子200メートル平泳ぎは最初の50メートルをトップで折り返した渡辺は、その後も後続をグングン引き離した。2分7秒55は今季世界2位の好タイム。5月の欧州GPで3大会連続優勝するなどこの種目は今季負け知らずで「気持ち良くレースを進められた」と笑顔を見せた。東京五輪代表落選後は低迷したが、今季は3年ぶりに代表復帰。2分6秒67の自己ベストを持つ大分出身の前日本記録保持者は「世界選手権は地元九州で世界一をつかむチャンス。強さを証明して金メダルを獲りたい」と意気込んだ。

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