柔道男子1部・旭化成A連覇 次鋒・中野「少しでも自信になれば」

[ 2023年6月5日 04:11 ]

<柔道全日本実業団体対抗大会最終日>男子1部で2連覇を飾った旭化成Aのメンバー。前列左から飯田、尾原、羽賀、中野、(後列左から1人置いて)吉田監督、永瀬、太田、王子谷
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 柔道の全日本実業団体対抗大会最終日は三重・四日市市総合体育館で行われ、体重無差別5人制で争う男子1部で、旭化成Aがパーク24を1―0で下し、2年連続19度目の優勝を果たした。今年の全日本選手権優勝の王子谷剛志、2位の羽賀龍之介らベテランに加え、1年目の中野寛太ら若手も躍動。選手層の厚さで、初Vを狙ったパーク24に競り勝った。男子2部はパーク24が優勝した。

 重量級の選手層が厚い旭化成Aが実力を見せつけた。決勝は次鋒(じほう)の中野が実力者の小川雄勢を積極的に攻め立てて指導を次々に奪い、僅差で勝利。残り3試合は王子谷らが引き分けに持ち込む老かいな戦いぶりを見せた。個人戦では思うような結果を残せず、パリ五輪出場は厳しい中野だが、「団体戦の仕事を遂行できた。個人戦とは別物だが、少しでも自信になれば」と笑顔。吉田優也監督も「一発やってくれる素質を持った選手」とさらなる活躍に期待した。

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