ラグビー稲垣啓太が渋谷&原宿でごみ拾い走を実施 “男気”で3・5キロを完走

[ 2023年6月5日 21:35 ]

渋谷や原宿でプロキングを実施した稲垣啓太(右端)
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 ラグビー日本代表のプロップ稲垣啓太(33=埼玉)が5日、東京都渋谷区のアディダスブランドセンター宮下パーク店で1日店長を務め、来店客らとの交流を楽しんだ。稲垣はアディダスと契約を結び、同社製のスパイクを使用。スクラムが重視されるFW最前列というポジション柄もあり、「強度を重要視している」などと語った。

 来店客との交流では、同社製ではない日本代表ジャージーを着用してくるファンも多かったが、サインに応じた。「めちゃくちゃうれしい。(コロナ禍が明け)こういうことができるようになったことがうれしい。これをきっかけに、ラグビーに関心を持ってくれればうれしい」と話した。

 その後は事前の応募で当選した40人とともに、ジョギングしながらごみ拾いを行うプロギングを行った。当初の予定では1キロほどで離脱する予定だったが、“男気”を見せて約3・5キロを完走。同店をスタート後、明治通りを北上してからキャットストリートに入り、表参道、原宿を経て同店に戻るまで、たばこの吸い殻や空き缶などを拾い、街の美化に一肌脱いだ。

 アディダスでは現在、「MOVE FOR THE PLANET」として、10分間の運動で未来のスポーツ環境を守るための取り組みを実施中。環境問題にも関心を寄せる稲垣は「僕もエコバッグを使う」と話し、「小さな積み重ねをできる人が増えれば、大きな力になる。そういうマインドを持つ人が増えてほしい」と願った。

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