稲葉、五十嵐が5回戦へ パリ五輪出場権のゆくえは サーフィンワールドゲームズ

[ 2023年6月5日 11:51 ]

サーフィンワールドゲームズ第5日 ( 2023年6月4日    エルサルバドル・ラボカナなど )

<サーフィンワールドゲームズ第5日>男子4回戦1組を1位で突破した稲葉玲王(C)ISA / Sean Evans
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 24年パリ五輪予選を兼ねて行われ、男子4回戦1組で稲葉玲王が13・17点で1位、同6組で東京五輪銀メダルの五十嵐カノア(木下グループ)が15・24で1位となり、ともに5回戦進出を決めた。同2組の脇田泰地は10・90点で3位となり、敗者復活6回戦に回った。

 ワールドゲームズ(WG)は世界選手権に相当し、今大会でアジア1位となった場合、来年のWG出場を条件にパリ五輪代表に内定する。日本勢以外のアジア勢では、プロ最高峰のCTライダーのリオ・ワイダ(インドネシア)が5回戦に進んだほか、敗者復活6回戦にインドネシア選手1人が残っている。五輪出場権を懸けた争いはこの5人に絞られており、残り3日間で熱い戦いが繰り広げられることになる。

 ▽サーフィンのパリ五輪出場選手選考方法
 男女ともに出場枠は24人。1カ国あたり男女各2人が上限だが、22年と24年のWG団体優勝国には追加で1枠与えられる。日本男子は22年WGで団体優勝したため、最大3人が出場できる。
 出場選手の決定方法は以下優先順位で決まる。
 (1)23年のチャンピオンシップツアーの上位選手(男子10人、女子8人)
 (2)23年WGの大陸別(アフリカ、アジア、欧州、オセアニア)男女各1位
 (3)23年パンアメリカンゲームズの男女各1位
 (4)24年WGの男子上位5人、女子上位7人
 (5)24年WGの男女各団体優勝国に1人
 (6)22年WGの男女各団体優勝国に1人
 (7)ユニバーサリティ枠男女各1人
 (8)開催国枠男女各1人

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