松山英樹は76と崩れ「パットもショットももう少しうまくいけば今ごろ優勝争い」メモリアル・トーナメント

[ 2023年6月5日 06:41 ]

米男子ゴルフツアー メモリアル・トーナメント最終日 ( 2023年6月4日    オハイオ州 ミュアフィールドビレッジGC=7571ヤード、パー72 )

松山英樹(AP)
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 首位と2打差の9位から出た松山英樹(31=LEXUS)は4バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの76と崩れて、通算イーブンパーで16位だった。14年以来の大会制覇はならなかった。

 1番、2番で連続ボギーと序盤でつまずいた。4番で1・5メートルに付けて最初のバーディーを奪い1つ取り返したが、5番でもスコアを落とした。

 8番でチップインバーディー、11番でも伸ばし、流れが良くなったかに見えたが、12番パー3はグリーン奥のバンカーからの第2打がグリーンをオーバー。あわや池ポチャの一打でボギー。

 13番はティーショットを右に曲げてOB。打ち直した後の第4打をグリーン左のバンカーに入れて痛恨のダブルボギー。14番は第2打を小川に打ち込み、2ホール連続ダブルボギーで1オーバーに後退した。

 15番パー5は花道からの第3打を寄せてバーディーで1つ戻したものの、最終日はスコアを4と落とし、通算イーブンパーでホールアウトした。

 中継局ゴルフネットワークのインタビューでは「出だしの3パットとか、パー5のボギーとか。昨日も今日も12番、13番というところが上に行くためには厳しい。パットもそうだけど、ショットももう少しうまくいけば今ごろ優勝争いしているんじゃないかな」と悔しそうに話した。

 ただ上位で戦った手応えもある。「全米プロから少しずつよくなりかけている。2日目までだけど。今日も2打差でスタートできたし、次につながっていくと思う」とうなずいた。

 次戦は15日開幕の全米オープン。「今やっていることを継続して、体の状態もしっかりと作って行ければいい」とメジャーの舞台を見据えた。

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